憧れの場所が増えたときに。

キックオフと同時に感じた違和感は、単に初めて経験することだったからだって気付いたのは、いつものように明大前からのんびりゆっくりウォーキングして帰っていたときでした。
最近のお気に入り、Celebrationを聴きながらウキウキ跳ねる感じで歩いていました。

色々なスポーツを経験して、色々な応援を見てきたけれど、ゴール裏のあの光景って、正直他に例を見ない異常さだなって思ったんです。

だって跳んでるんですよ(笑)
ぴょこぴょこ、旗が揺れるのに合わせて、空間毎揺れているんです。

例えばバスケ。
海外だとショットが決まったときに立ち上がる、勝負所のオフェンスでスタンディングオベーション、などはあっても、ずっと立ちっぱなしとか、跳ねるとかはないです。

例えばテニス。
静かに観るスポーツです、以上。

例えば水泳。
鳴り物があったりはしますが、跳ねて応援してるのは見たことないなぁ…。
松岡さんがエアで泳いでたくらい、インパクトあったのは(笑)

うん。
やっぱり、あれだけサポーターの運動量が多いのはサッカーだけだと思います。

応援団長みたいな人がスピーカーで煽ったり、ブーイングしたり、選手をねぎらったり。あの場にいたらまた感覚は違ってくるのかもしれないけれど、何だか温かみがありましたね、遠くから見てる限りは。


でも、ある意味であそこも戦場だからなのかな、サポーターに対する評価はときに厳しい。
野蛮だって言われたり、馬鹿なの暇なの大丈夫と言われたり…。
私も代表のときだけサッカー好きだって宣う代表サポーターは好きではないけれど、そんなこともないんだろうなぁって。まだ漠然としているんだけど。

昨日はね、正直どっちも内容が良かったわけではないというか、中盤ですごいもたつくというか。マリノスは何本も前にパスを通していたかもしれないけれど、流れの中でというよりは単発だったと思うんですよね。レイソルは前半にシュートを決めてからは特に見せ場もなかったから、なんというか「勝てば官軍」説を使えば非常に良く、そうでないならば、なんとなく釈然としない勝ち試合。次の試合に続いていく強さみたいなのはなかったのかなと。

まだ絶対的に試合を観てる量が少ないから、昨日のレイソルが点を取ったから引いてしっかり守ったのか、それともマリノスに攻め込まれたけどなんとか守りきったのか、どちらの展開だったのかはわからないんです。

ちょっと悔しい(笑)
バスケだったら、どんな試合でも動いた瞬間を見つけられるのに。

でも分かるのは、あのゴール裏の住人たちが、最後まで自分たちの応援を通し抜いたこと。
ちょっとトランペットがぷはーってなってたのは、ご愛嬌で。

フラストレーションは溜まっていたと思う、けれど、うん。
あの温かい空気が好きだなって思った。

もうきっと、飛田給に行けるなって。
だから次はFC東京の応援に行こうかと思います。もたもたしてるうちに慶應ボーイはいなくなってしまったけど(笑)
それで、帰りは八幡山で、これまたずっと食べたかったラーメンを食すことにします。


最後に、ひとつだけ。
とても、たのしかったです☺︎

2015.07.16
(心地よい沈黙)
(うぇるかむばっく)

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