彼女と私の付き合い方

定期的に読んでくださっている方には申し訳ないと思いつつ、ちょこっとばかしハードな週末で先ほど復活したので、更新しています。

何を隠そう、ロッキンに行ってきましたよ、ふふふん。いやーなんともまぁ楽しかったでござる!!素敵なグループたくさん見つけました、さっそくTUTAYAで借りました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

金土日と更新しないといけないということですが、お題は既に決めてあるのです。あとはこの復活した身体で、どこまで打てるかですね、ははは。


まずひとつめは、ロッキンに一緒に参戦してくれた友達のお話。

彼女とは高校の時に部活が一緒でした。クラスは一緒になったことないんですね。

部活が一緒だったと言っても、私は部活に対する愛情が欠けていたので、きちんと話すようになったのは、1年生の冬頃だったのではないかと記憶しています。話したきっかけは、確かね、私がTommyの曲を口ずさんでいて、それに彼女が反応して、それから意気投合した…って感じだったと思います。


うん。考えてみると、もしかしたら始まりは音楽だったのかもしれないですね。2人とも、それはまぁ中二まっしぐらな歌手が好きだったわけですが(笑)


彼女は、部活での立ち位置がどうだったのかは私は知らないけれど、よく周りが見えている子で、あの部活のおかしい点にもきちんと気づいて、疑問を持っている子だったので、仲良くなるのに時間はさほどかかりませんでした。それからは、私の愚痴を本当に沢山聞いてくれて、時には私が愚痴を聞いたりして、持ちつもたれつ、少しばかり私の方が彼女に寄りかかっていたのかなぁと思っています。


私は高校2年生の時に少し厄介な怪我をしたのですが、その話を最初にしたのも彼女だった気がします。彼女は変に同情をしたり、もしくは保護欲を駆り立てたりする性格ではないので、話しやすかったっていうのがあったのではないかと。副部長の任期が切れる3月で部活を辞めようと思っているという話も、何度も何度もはなしたし、なんか損な役回りを押し付けてしまったなぁと申し訳ないですね、今考えると。

だからか、関東大会に一緒に出ることができたのは、とってもとっても嬉しかったです、もっと言ってしまえば、つまらないと思って過ごし続けた部活の3年間で唯一くらいに嬉しかったことでした。


あの神奈川県大会は忘れられないですよね…。本当に劇的な勝利でした、うん。今でも、全部思い出すことが出来るきがします。相手のエースの調子が悪くて、確か延長の末に勝ったんですよね、そうそう!あのエースに一回公式戦で勝ったことがあるのが、私の中の誇りです。あとはけちょんけちょんにやれた思い出しかありません。笑

「きょうこ頼んだよ!」

「任せとけ」

とか、漫画か(笑)、ちゃんと延長で勝ってくるとか漫画か(笑)

本当は2戦目で私が勝ったことで、同じ高校のエースが3勝、私が2勝計算で確実に勝てる予定だったのですが、なぜかこっちのエースもよく分からないミスをして負けて(笑)。まさかの大混戦になってしまったんですよね。

そして4戦目に登場したのが彼女でした。3勝4敗で迎える絶体絶命の場面でした。緊張してるのが背中越しに伝わってきて、観てるこっちがハラハラ。でも彼女も言ってましたけど、その時に神が降臨して、リポストが決まる決まる。足で間合いを切るのが苦手な彼女なのですが、その日はロンぺが速い速い。スパンと試合を決めて、4勝4敗のタイになったんでした。そして回ってきた私の番。


まぁそもそも緊張とは無縁の性格なので、これに負けたら優勝できないとか、そんな気負いは全くなかったのですが、フェンシングをやっていて初めて、心の底から勝ちたいと思った試合でした。で、こちらもまさかの延長で、アドバンテージが向こうにいってしまって、超防御型の私にはとっても不利な状況でした。

でもあの一瞬、感じたんですよねぇ…。とういようりは、コースが見えた、剣先を持って行くべきコースが。

だからプレイが始まった瞬間に相手より速く動いて攻撃権を取って、そのまま流れるようにクーペを入れたファントが決まったんです。

あの時の快感とか、相手チームの苦々し気な顔とか、思い出すだけで、ニヤニヤしちゃいますよね、全く!(こういう時だけSッ気がむんむんになる笑)

まぁその2か月後くらいにインハイ予選で負けるんですけどね、人生そんなもん。


ついつい回想シーンが長くなってしまいましたが、そんなわけで、彼女と一緒に関東大会に行くことができて、関東は私が死ぬほど絶不調で迷惑しかかけなかったけど、それでも、彼女と同じチームで戦えたのがとても私にとってはおおきくて。

「もう私はいいから、きょうこには頑張ってもらいたいんだよ」

って言葉にイラついたことがなかったといえば嘘になるけれど、私が頑張る原動力になったことも確かだったわけです。


大学に進学してからも仲良くしてもらっているのは、大変うれしいことです。ポルノのライブに付き添ってくれたのも彼女だし、今回のロッキンも、それはそれは楽しかったし。


彼女と音楽の趣味がドンピシャに合っているのかと聞かれると、多分そんなこともないんですけどね笑。

あ、でも苦手なジャンルは被るかもしれない。そこがいいのかな。

彼女と付き合っていくうえで、お互いが無意識で大切にしていたことが、違う事を違うってきちんという事。高校生っていう若くて、なんかとりあえず生意気してた時期だったからこそできた付き合い方だったのかもしれないけれど、とりあえず同意しておく、とかなかったし、怒ったり、怒られたりもしたし。

だから、今でも、気兼ねなく馬鹿な話ができるんだとそう思うんですよね。


「相手の目を見てきちんと話した方が良いよ」

っていう私のアドバイスを言った本人よりも大切にしてくれて、そのおかげだったんだよ~なんて言われた日の嬉しかったこと、嬉しかったこと。

だから、今日も私は目の前に対峙する人の目をきちんと見ようと思うのです。


長く付き合っていきたいなと思う大切な友達の1人。

こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。


2015.08.07

(角を磨いたことでまた、違う付き合い方もできる)



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