みんなには教えたくないような

極論、場所なんてどこでもよいのです。
目的地や、そこでやること、飲むもの、食べるもの、すれ違う人、目につく洋服、そこで起こること出会うこと、出会う人というのは、わたしにとっては媒介に過ぎなくて。

会って、何を紡ぐか
何を伝えるか
どこに共感して
どこに疑問を感じて
どれだけ
特別でない普通の話をするか。

そのための手段があくまで「どこか」であって「何か」なんです。

美味しいパンケーキを食べることができたら、熱狂できる試合を観戦できたら、心に染みるような映画と時間が合ったら。
もちろん、それはそれで楽しいし嬉しいのだろうけれど。

毛布にくるまってぬくぬくして、お互いに違う本を読んでいたり、その日の予定をその日に変えちゃったり、ただただお散歩しているだけの時も。

あなたと話せることが、話を聞けることが、聞いてもらえることが、何よりもわたしにとってのキラキラした原石だから。

次は、どこに行こうかと。
何を観て、何を感じようかと。
そればかり考えてるわたしは、もしかしたら少し執着が足りないのかな。

でも、そう。
口角を上げて、目を細めて、声に出して笑えば、また。
二人でゆるりと過ごした週末のように穏やかな日々が、きっと。
むしろ感謝ばっかり!
いつも本当に、ありがとうございます!

2016.10.25

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