ひたすら

毎日でも更新しているつもりなのに、気づくと1週間経ってしまう。
これはなんだ、魔法か何かなのか。
いいえ、怠慢だと知っている。

人間に与えられている時間は24時間。
それは平等で、確かな数量。
でも、その時間をひたすら分割して、分割して、分割し続けて。
その先にあるのも、やはり制約された時間だ。

高校が大好きなわけじゃない。無条件で好きと言えるほど、あの日々を全て、記憶の川に流してあげることはできてない。
嫌だと吐き続けた部活は、今なおわたしの中で優先度が低い。
あの6試合目に対する気持ちも、まだ褪せない。

ついに、話しちゃった。
喜ぶ4人を視界に捉え、審判の声で悔しいという気持ちが引っ張り出された。それより先に
ざまあみろ。
喉元に湧き上がってきた感情が、唯一の答えだった。

「そっか。そうだったんだ」
隣に座る彼の顔を見ることはできなかった。
どう、思っただろう。
いつも、やりすぎってくらい褒めてくれて、「評価高いんだよ」ってストレートに認めてくれて、良くも悪くも買い被ってくれるあなたに。
何を抱かせてしまっただろう。
少しだけ、怖い。かもしれない。

嫌いが嫌いのまま、昇華できない。
とはいえ、恨み続けることも、遮断することもできない。
中途半端で、どこより何より制御が効かない。

ざまあみろ
って思った。
マネージャーやエース、築いてきた先輩方に申し訳ないって拳を握るほんの少し前に
曲がりなりにもチームメイトだった彼女たちを心の底から罵った。
それは当時、快感で、爽快で、復讐を成し遂げたかのような達成感があった。
そして、多分。
今も同じような感情をもってる。

全員で集まれないよね。
そう言われて、はじめてかも。
わたしが、歩み寄ろうとしなかったことで生じた弊害を、罪を、はっきり意識した。

反省はしない。後悔も微塵もない。
悪いとも、ほんの少しも思ってない。
でもそれは、他の人には関係のないことだった。その人たちとの繋がりを保つことが出来なかったことに関しては、素直に謝らせてもらえればと思う。

高校に行って、懐かしい空気を吸って、たくさんの記憶が引っ張り出されて。
大嫌いで、それでも好きな不思議な存在。
いつになったら冷静に、高校時代をわたしの生き方の中に位置づけることができるんだろう。

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