帰責

なんでこんなにモヤモヤするんだろって、やっと分かった。

同い年なんだ。

バスケに打ち込んで、打ち込んだからこそ高すぎる壁に絶望して。
わたしが到底辿り着くことのできないレベルで活躍する選手が眩しくて眩しくて仕方なかった。
その人達が、学生バスケを終える。
わたしにとっては、一つの時代が終わることと同義なんだなって思う。

第一線から引く人もいる。
観に行けないところでバスケを続ける人がいる。
会社員になる人がいる。
道は違えども、今は、みんながこの1週間にかけている。

それを分かってほしい。
分かっていたら、あんな動画出てこないはずなのに。
こっちが作らなくたって、いくらでもストーリーは転がっているんだ。
選手自身が持ってるんだ。
あのコートで起こること、全てが無条件にストーリーなんだ。

とりあえず作りました。
とりあえずアップしました。
とりあえず写真を撮りました。

行動に「とりあえず」しかないのなら、取材なんかしないでほしい。
あなたの欲を満たすためじゃない。
選手とファンを繋ぐ存在として、メディアはいるんじゃないのかな。


例えば、今。
あの時わたしが感じたような、悔しすぎるほどの羨望を、綺麗な目でビシバシ向けている子達に。

胸をはれますか。
って。
そういうこと。

2015.11.24
(どうこう言う資格なんて)
(わたしにはないのだけれど)

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