写真を


何を恐れていたのか分からないほどに
ぽいぽいぽいぽい捨てました。
撮るときは不思議ね。
光だの、色だの、顔だの。
いろんなことが気になって仕方ないのに。
捨てるときは本当に一瞬。

頰を撫でるようにマウスをするりと動かして
アイシャドウをのせるようにクリックして
ゴミ箱を空にしたら。
はい、バイバイ。

確かに大切だったけれど、きちんと思い出にできてる。
逆に言えば、その程度だった。
不思議ね。あれだけ、好きでたまらなかったのにね。

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