犠牲だなんて、思わないけれど

インカレが終わりました。
筑波大学のアベック優勝。
男子は二連覇。
苦しいシーズンで、最後に笑ったのは今年も筑波でした。
おめでとうございます。
筑波のバスケは好きだから、なんだかとっても嬉しいです。

今年は、その優勝の瞬間を観ることも、聞くことも、検索することもなかった。
疲れて少し仮眠を取っていて、起きたら試合は終わっていた。

去年との違いに、思わず笑っちゃう。
でも、不思議と後悔はない。

「ありがとうございます」
って、言ってもらえたり。 
「頑張ってください」
ってファンの枠を越えて応援できたり。

わたしが経験したこと。
経験、させてもらったこと。

「もったいない」
「文章の方はちゃんとしてる」
その言葉だけで、なんだか抱えていたものが全て報われたような、そんな感覚。

わたしが観たこと。
観させてもらったこと。

紛うことない、宝物で
大好きな、大好きな。


でも。
ちょっぴり寂しい、かな。


バスケが、好きすぎてつらい。
去年と同じ気持ちに今年もなってる。
大きくなってほしいけれど、変なファンはつかないでほしい。
選手が特別になってほしいけれど、天狗にはならないでほしい。

こんなに好きなのに、これで生きていこうとは思わない。
なんでなんだろうって考えても
「違うと思ったから」
そのくらいの答えしか出てこない。

だから、ごめんね。
納得いくようには、説明できないと思う。
でも、あなたの邪魔はしない。
もう、無垢ゆえの棘も刺さない。

わたしにとっての真実は
目に見える範囲のプレイと
あの、息遣いと
バッシュとフロアの摩擦と
ネットを擦るボール
それだけで、それしか正解じゃないんだ。


計画性のなさが嫌
あなたの言葉にドキッとしたのは
悪態をついたのは
どこか図星だったからかもしれない。

でも、多分。
こうやってしか生きられない。
少なくとも、今は。

だから、来年も。
ううん、明日も。

わたしは、憧れのボールを追い続けてるよ。
わたしの願いはたった一つです。

2015.11.30
(本当は)
(腸煮えくり返ってます笑)

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