DAYS_8話

 桜木高校とのキックオフ前に終わらせるなんて、なかなかやりおる…。 

サクサク進んでたから、少し試合入るかと思ったけど、意外にもじっくり試合前日を描いていました。 


ここ5年くらいずっと思ってることで、こんなこと思ってるからオタ世界の住人だと思われるんだろうけど、本当に声優さんって大変だなぁと…。 ちょっと前までは、アニメの主題歌を出演声優さんのグループなんかで歌おうもんなら即ダメ扱いだったのに、今や当たり前。 声優さんのイベントだって定期的に行われてるし、テニミュ破産なんて言ってた頃が懐かしいレベルで声優さん破産してる人うようよいるし…。 

DAYSに関しても毎週のように何かしらのイベントやってますよね。DAYSは本当にファンだけど、明確な線引きが自分の中にはあるので、トークショーとかは行きませんが…。でもレポート読んでるだけでも楽しいから、きっと楽しいんだろうなとも思います。


声で演じることが仕事のはずなのに、もうそのレベルは超えてますよね。 本当に大変だと思う。お疲れ様です。 

で、なんでいきなり声優さんの話だったかというと、8話は声優さんの素敵ポイントが全面に押しでた回だったなぁと。 

背景ベタ塗り大問題とか、予算ないのかね?って言いたくなるようなカクカクとか言い出せばきりがないけど、それは原作が素晴らしいがためにおこってしまう乖離なんだと自分を無理やり納得させたうえで!(必死) 


DAYSって、あれだけのサッカー描写の中で、さりげなく&大胆に登場人物のバックグラウンドを読者に教えてくれていて。

それ考えると、シバさんが別格な以外は驚くほど普通の家庭、むしろちょっとわけあり家庭が多いんですよね。 

つくしと風間。つくしと君下。水樹と来須。犬童と成神。 

自分にとって大切な人は確かにいて、どんな形であれその人を失うとき、まるで自分が傷つけられたみたいに苦しくなる。直接的に表現されているわけではないけれど、「あぁ。この人のこと、大好きだったんだな」ってストンと納得できるような、そんな素敵な描き方。

君下が「うちと変わんねーな」って言ったけれど、似ているからこそ、みんなそれぞれ微妙に異なっているんだと思うんです。8話でつくしとつくしママが当たり前に会話をするシーンに、一年生のみんながメールを打っているシーンをあえていれることで(原作に描写なし) つくしが大方の一般からみれば「普通ではないこと」をなんとも思っていなくて、そしてそんなつくしのことをみんなが認めているんだなってことがわかる。 だからぐっとくる。あ、家族に会いたいなって思える。 

派手な演出はないけれど、大げさじゃない演技が、声優さんの力が確実に観ている人の心をほぐしてくれるような、そんな回だったなと思います。 


 とまぁ、ここまでが前半で(って考えると、やっぱり濃いな、内容が) 

後半はまたね、水樹がね。うん。これも浪川さん流石!って感じだった。 なぜそのセリフを変える!?はあったし…割りと重要なポイントが変更されていてかなりいらっときたのは正直ほんとだけど… それでも「俺の哲学だ」はもう図抜けてかっこいい、うん。水樹の全国への想いは東院戦のあの回想に引き継がれていくわけだけれど、そのこと考えると、このシーン本当に、本当にね…。尊い。 

選抜予選の始まりも、鬼のようなかっこよさだからこんなの序の口ですが、アニメそこまでやるかわからんもんな…。選抜予選前に一年生が隈作っちゃうような雰囲気であの台詞だしね。天然ボケなのにかっこいいとか一番卑怯なやつです、はい。

  

水樹と灰原のやり取りが好きで、またギャグにいくのかとおもいきや、「後輩たちへ一言」だからね! もう!!本当に聖蹟のことが大切ってことだ!素敵だ!キャプテン! 桜木高校戦は、『振り向くな君は』メンバーの圧倒的な成長を感じる試合である一方で、水樹劇場でもあると思っています。 過去の自分を超えるがむしゃらさとひたむきさを持つつくしを気にかける水樹が、つくしへ伝えるために「最初から全力で」プレーするわけだけど、あの描写をどうやってアニメにするんだろう。 もはや白黒とかのほうが表現しっかりできる気がしてくるよ…とほほ。 

でもきっと浪川さんがどうにかしてくれると信じてる…頼みます…(´・ω・`) 

(ぶっちゃけると、キャスト見た時は浪川さん…?え、浪川さんなの…?って思ってた、すみません) というわけで、9話と10話は観るの辛いけども…。 本誌もいいとこだし、期待して待とうと思います。 

 2016.08.25  

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