おひさまの匂いは偉大だ

9月11日。

久しぶりに、空が笑った日です。


秋の長雨は、秋雨前線が影響しているものに限っては、嫌いではありません。

今回は、栃木県や茨城県、そして宮城県をはじめとして、多くの痛ましい自然災害が起こってしまったので、大きな声では言えないのですが。

台風のせいではない秋の雨は、切ないというよりは、優しいような気がするんですよね。


でもやっぱり、空が笑うと嬉しい。

朝起きた時、無意識に伸びをしたくなる。

洗濯機を回す時、思い切ってシーツも洗う気持ちになる。

家中の窓を開けて、ともかく換気をする。

一駅前からてくてく歩く。

冷たい飲み物を、持って。


茹だるような暑さはもう過ぎたから、心は静かになる一方で、行動範囲も広がる気がします。

そんな、秋は、一人が一番心地よい、そんな風に思います。


さてさて、素敵なご報告をいただきました。

良かったなって。あぁ、良かったなって。

なんだか、こっちの肩の荷もおりたような、不思議な感覚です。


さてさて、決まる人間もいれば、急かす人間もいるということでしょうか。

まぁ私が悪かったので仕方ないですが、まぁ、まぁね。

でも最初に言いだしたことと、矛盾はないはず。

そして、私はまだ疑問を持つことも、考えることも、どちらも全く捨ててはいません。

だから、ちゃんと。

きちんとした答えを用意するから。

だから、お願いだから待っていてください、と。


どっちが先理論にはなってしまうけれど。

わたしは、最初にSOSを出しました。

でも。

学生だから。そんな理由で退けたのは、そちらでしょう。

それを受け入れたのも、他ならぬわたしです。

それで、五分五分。

もうここに、貸し借りの関係はないです。


利己的欲求も、愛憎も。

そんなの、人間の中のスパイスでしかないではないですか。

一時の感情に左右されるような、生ぬるい香辛料の香りを信じるくらいなら、わたしは空が笑った時の柔らかい暖かさを信じる。


2015.09.11

(あぁ、好きで好きで)

(本当に好きで堪らない)

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